困惑の40代 ~旅と酒、時々釣り~

Essays in idleness for my life

熊野古道⑥(新鹿駅~波田須の道~大吹峠~大泊駅)

伊勢路の中でもずっと訪れてみたい道が有りました。それが波田須の道です。この古道は鎌倉時代に石畳が組まれた道との事。鎌倉時代というと。。概算でも800~900年前と思います。JRの新鹿駅から波田須を目指し、大吹峠を経てJR大泊駅まで歩いてみました。10Km(約4-5時間)くらいの行程となりました。高低差は少なく、また海沿いを歩くコース故に風光明媚な景色とも出会える快適なコースでした。

新鹿の駅を降りて民家の中を下っていくと何とも美しい砂浜に辿り着きます。新鹿海岸です。

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暫くボーッとしていたい衝動に駆られましたが、歩を進めました。

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海岸沿いを暫く歩くと徳司神社が有ります。丸い石垣が面白い。この神社を過ぎて古道の入り口を目指します。

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舗装道路沿いに古道の入り口を発見。旗、というかこの幟が無ければ気付かず通り過ぎてしまったかも。

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古道に入ると暫くは石畳やら舗装路やら民家横やらミクスチャーな道を歩きます。

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波田須の道の入り口に辿り着きました。やはり鎌倉期に組まれた石畳の道との事。何だか特別な気持ちになりつつ、この道を踏みしめました。

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波田須の道(鎌倉期)は距離にして200~300mくらいだったような?あっという間に終わってしまいましたが、大きな苔生した石畳がゴロゴロと敷き詰められていて、何とも風情の有る道でした。悠久のロマンと言ったら大げさかもしれませんが、この道は今後も大事に保全していくべきものだなと痛感しました。

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波田須の道を過ぎると徐福の宮が見えてきます。写真中央部のラピュタの如く大木がモッコリとしているところがお宮です。徐福は秦の時代?に不老不死の薬を求め大船団を編成して中国がら渡来したと言われている方。日本の各所に徐福伝説が残されているのですが、波田須もまた徐福上陸の地であるという伝説が残っています。上陸の後、漁業や農業、陶業などの技術を日本人に供与してくれたのだそうです。

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寄り道してお宮に参拝。

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徐福の宮を過ぎるとしばらくは民家沿いの舗装路を歩きます。のどかな景色が続きます。

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大吹峠の登り口に到着。ハチとか熊とか恐怖を駆り立てるアラートが見えますが、構わず進みます。

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大吹峠に入ってすぐ立派な猪垣が見えてきました。昔はここでも農業が営まれていたのでしょうか。

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大吹峠は竹林の美しさで有名な古道です。実際、見事な竹の中、登りを進めていきます。途中、タケノコ堀に勤しむご夫婦を見ました。羨ましい。。

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大吹峠到着。石畳も綺麗に残っていて歩き易く快適な道でした。

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この先は下り。ひたすら下っていくと大泊海岸が見えてきます。大泊駅まで歩いてこの日のお散歩は終了。

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さて、この日は熊野倶楽部というお宿に宿泊。平素新宮や尾鷲のビジネスホテルを拠点している私ですが、たまには奮発します。熊野倶楽部はJR熊野市から送迎バスで約10分のところにある素敵なお宿です。温泉も良いですし、敷地が広大&お部屋も快適です。且つ、食事が美味い。この日は熊野牛のローストビーフや地魚を頂き悶絶。癒されました。

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