令和版徒然草 おっさんの戯言

Essays in idleness 酒と熊野とサウナとラーメン

熊野古道:伊勢路 一石峠~三浦峠

コロナ禍以前の記録。9/22からの3連休を利用して、友人と共に久々に伊勢路を歩いた。1日目は馬越峠、2日目は一石峠~三浦峠を行脚。2日目の行程を記載する。紀伊長島駅から三野瀬駅までの約20キロの快適な散策だった。

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紀伊長島駅を降りて一石峠の登り口を目指した。紀伊長島は昭和の香りが漂う風情溢れる魚町。

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町を通り過ぎ海沿いの国道42号に。潮の香りが心地よい。

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尾鷲方面に50分ほど歩くと一石峠の入り口に到着。丁度、加田教会前というバス停の辺り。

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JRの線路を越えるとすぐ登山口。

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この道はあんまりメジャーじゃないのか我々以外は皆無。蜘蛛の巣だらけでちと困った。あと前々日の雨が影響したのか悪路もちょいちょい有り。

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少し高度を上げると快適な登山道。石畳は殆どありません。所謂緩やかな山道という感じ。

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登り始めて30分も経たない内に一石峠到着。

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一石峠を一気に下ると指標が。

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舗装路に出て古里海岸へ。途中古里の集落を見下ろせる場所が。中々の景色。なんでも「紀伊の松島」と呼ばれているとか。

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 古里の集落に小さなうどん屋さんが有り昼食。カレーうどん&ライスを堪能。おじいちゃんがお一人でやっておられます。おじいちゃん、おいしいミカンを有難うございました。

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ここからは再び国道42号に出て三浦峠の登り口を目指した。因みに平方峠はとっくに過ぎてしまった模様。何処に有ったのか・・・

古里海岸がキレイ。磯も沢山有りそう。今度は竿を持って来よう。

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道瀬トンネルの手前から三浦峠の登山口に入る。

この三浦峠、別名熊ヶ谷道と呼ばれている。世界遺産指定地域との事。峠の頂上が113MTであり、登りは全然きつくありません。緩やかな穏やかな古道。

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シダがキレイです。

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切通し。

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なだらかな下り坂を過ぎると木の橋に。ここが熊ヶ谷道の終着点。橋の下には清流が流れていた。

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ここから三野瀬駅(もちろん無人駅)までは15分程度。三野瀬の集落を歩いていたところおばあちゃんに声を掛けられました。なんでも古道を歩く人たちの為に自作の木彫りのキーホルダーを配っているんだとか。私も頂きました。勿論タダ。素敵なご趣味だと思います。どうもありがとうございました。

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三野瀬から宿を取った尾鷲に移動&行きつけのお店で手長エビと共に銘酒ヤーヤーを堪能。やっぱり熊野古道歩きはやめられない。

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