令和版徒然草 おっさんの戯言

Essays in idleness 酒と熊野とサウナとラーメン

熊野古道:伊勢路 曽根次郎太郎坂

コロナ前なんでもう3年程前だが、伊勢路の曽根次郎太郎坂を歩いた。そん時の記録を記します。

早朝、尾鷲から紀勢線にて二木島駅へ。ここから登山口というか古道の入り口を目指した。

朝焼けが綺麗だった。駅からすぐ海が臨める。小さな港町。

早速駅前にて曽根次郎太郎の案内板を発見。

駅前から民家を擦り抜け舗装された坂をグイグイ登る。この先に古道入り口アリ。熊野古道の幟や標識が有るんで迷う事は無いはず。

前半部、古い石畳が続く。いい感じ。まあまあ急登。

苔が美しい。この日は天気晴朗で良かった。

中盤に入ると尾根道に。

再び味わい深い石積みの坂が登場。

楯見ヶ丘に到着。後から知ったんだけどここから文字通り楯ヶ崎が見えるんだとか。

熊野灘が臨める。楯ヶ崎は未確認。。

尾根道を更に進む。

甫母峠の標識あり。ピークに到達。

東屋が有った。暫しこちらにて休憩。

下り。途中鯨石なる巨岩が有った。確かに鯨に見えなくもない。

このルートはかなり石畳が整備されている。いつも思う事だが、如何にして石を積んだのか?伊勢路だけでもとんでもない距離感だ。伊勢から新宮まで170キロ。且つ、険しい峠が多数。重機もトラックも無い時代にこれだけの古道を作り上げた先人達に思いを馳せる。

下りを進めると眼下に集落が見えてきた。賀田の町だ。

下山口近くに曽根弾正の五輪塔を発見。

ここからは舗装路を歩き、次の峠を目指した。途上、飛鳥神社へ参拝。

スギの巨木が圧巻。

近場の広場にて昼食。午後のトレッキングに向けて英気を養った。

曽根次郎太郎。充実の古道でした。苔生した石畳も所々見える熊野灘も素晴らしかった。再訪したい。