令和版徒然草 おっさんの戯言

Essays in idleness 酒と熊野とサウナとラーメン

ととのわぬ。。

昨今マイホームサウナの混雑と規律の破綻に悩んでいる。明日からの激務に向けて心身をととのえるべくそこへ向かったが残念ながらととのわぬ。

混雑は我慢する。が、サ室にて会話をする者。水風呂を我が物顔で長時間占拠する者。汗を流さず水風呂にダイブする者。マナーの低下が著しい。

前は暗黙の了解というか譲り合いの文化も有ったし騒がしくする輩も滅多に居なかったんだが。。

サウナにて癒しを得られなくなるのは死活問題だ。それ以外に心身を支えるものがないので。

うーん由々しき問題だ。少し足を伸ばして純粋にサウナを満喫出来得る所に拠点を移さなければならないかも。

個人の趣味故、妥協しなければならない事は理解しているが、静かにじっくりと蒸され、芋洗いにならないサイズ感の水風呂にて程よく冷却され、ボーッと外気浴出来る環境が欲しい。贅沢だとは思うがそれを叶えてくれるホームサウナが欲しい。

●俺のサウナレビュー(5段階評価) 

・サウナ室:3

・水風呂:2.5

・休憩スペース:1

民度:1

・混雑度:1

・総合評価:2


唐津 洋々閣

5年くらい前?随分と時を経てしまったが過日唐津の洋々閣を訪れた時の記録。

天気が荒れ荒れだったのが残念だったが、唐津に到着。先ずは唐津城へ。

天守閣からの眺め。平山城というか小高い丘に天守が有る故に眺望は最高。殿様気分。

唐津くんちの曳山を見てきた。意外にデカい。且つ精巧。これが街を捻り歩く訳か。さぞ勇壮だろうな。

この鯛の曳山が一番のお気に入り。異常にかわいい。キュートだ。

洋々閣に到着。老舗の貫禄を感じる出立ちだ。

お部屋は純和風。庭が美しくとても落ち着いた良き雰囲気だった。

楽しみにしていた夕食。噂に違わぬ至高なる料理の数々であった。

さいまき海老。甘くてビックリした。

お椀。ある意味でお椀って花形というか顔?だよなと思う。出汁の味をダイレクトに味わえるから。極上なる味わいだった。

オコゼの煮付け。夢中でしゃぶりついた。美味すぎる。

再度オコゼ登場。味噌汁で。何たる贅沢。

海の幸を活かした極上なる懐石。老舗ならではの落ち着いた風情。素晴らしきお宿でした。

溝の口 麺一 今日はネギチャー丼追加

日曜だというのに朝から不毛な仕事。段々虚しくなってきた。やってもやっても成果が出ないから。何で?極めて自己責任。能力が低い。生産性が低いのです。

ラーメン以外に俺を慰めてくれるものはない。故にPCを閉じ、麺一へ向かった。

仕事し過ぎて思考能力が低下している模様。気が付いたらチャーシューメンとネギチャーシュー丼の食券を購入している俺。どんだけチャーシュー食うんだよ。

着丼。ああ、チャーシュー美味い。これで良かったんだ。途上、禁断のニンニク大量投入にて更にビルドアップ。ネギチャー丼もイイ。ピリ辛テイストが米にベストマッチ。

凄まじいスピードで平らげてしまった。ありがとう。何となく気力が湧いてきました。

多摩川サイクリングロードとたけちゃんにぼしラーメン

最近全く運動してない。平日は朝から深夜まで仕事してヘロヘロだし、土日もイヤイヤ仕事して不貞腐れて酒飲んで寝る。みたいなロクでもない生活が1年以上続いている。

コロナ禍以降の世界的なサプライチェーン及び産業の混乱に起因していると思う。が、その外的要因を補正するだけのフレキシビリティーが無い。故にこの荒波を受け右往左往。真っ直ぐ目的地に着岸する事が出来ない。

本当はもう無理だと咆哮したい。が、船員を鼓舞して強く漕ぎ続けて少しでも前進したい。しかしながら船は既に浸水している。船員も漕ぎ続ける事に辟易としている。櫂を捨てて寝転んでいる者も居る。強力なエンジンは上から供される事はない。俺は叫び続けるが状況は変わらない。

そして上からただただ詰られる。

流石に飽き飽きだ。ずっーと我慢してきた。が、もうちょっとで破裂しそうだ。全て放り出して熊野辺りを一ヶ月位行脚したい。伊勢から熊野まで一人で歩こうかな。バックパックで。

多摩川サイクリングロードもいい。健全な頃は溝の口から羽村溝の口から羽田まで愛機とかっ飛ばしていたっけ。

愛機ビアンキ号にも半年以上乗れていない。もうサビサビかも。

風を感じながら多摩サイを走りたい。

因みに多摩サイで一番好きなエリアはこの辺。川崎駅手前の大田区側。道が広くてコンクリの整備が万全。スピードが出るし見晴らしも良いからとても爽快。

羽田側の多摩サイ最終着地点はココ。この大鳥居まで来ると海やデカい飛行機が間近に見えてこれまた爽快。

ただ帰路は惰性というかケツが痛くてイヤになっちゃうんだけどね。

↓の麗しきラーメンはたけちゃん煮干しラーメン。多摩サイで羽村へ向かった際、調布にて食した。噂に違わぬ完成度。絶品でした。

中国の記憶

中国は20代後半から幾度となく出張にて訪れている。20回位行ってるんじゃないかな。

主に広州と上海。たまに香港や珠海。あと蘇州。

中国も随分変わった。15年前の町並みと今のそれとは別世界。

尚、食に関しては深い敬意を持っている。ある意味で中国無しには日本の食文化は成り得なかった筈。醤油に味噌。豆腐。ラーメンと餃子。これら全て中国から伝来したもの。

広東料理が一番好きだが湖南や四川も刺激的。

下記は過日蘇州にて食したもの。

定番小籠包。

この手の中華的和えそばも好物。

これは火鍋。肉タワー。アツい。

さて、中国へ行くたびに必ずラーメン類を食べる事にしている。やはりラーメンの母国にてオリジンを食べてみたい。且つ、なるべく地元民が集う様な大衆的な店を選ぶ様にしている。

が。。ラーメンに関してはやはり日本のそれと比べるとシンプル且つあまり驚きを得るような物とは出会えていなかった。

やはり日本にてカスタマイズ✖️完成されたものなのだという理解に至っていた。

が、有りました。

過日、2018だったかな。蘇州の町外れをブラブラと酔いどれで歩いていた時、かなりの賑わいを見せている大衆的な麺屋を発見。

これがその時に食したラーメン。豚骨テイスト。今までのそれとは異なり、旨味とコクが分厚い。構成はやはりシンプルだが、厚切りのチャーシューがまた美味い。麺はストレートで小麦粉の甘みを感じるもの。店の人が黒酢と醬を持ってきてくれた。ラーメンを指差している。これを入れて食えと言っている様だ。投入。味変。最高。

ラーメン母国のプライドを見た。


溝の口 松虎亭 今日は塩

昨晩は転職された元上司✖️社の同志にて熱く焼酎を酌み交わした。結果、中々の二日酔いとなってしまい、朝ウナ行けず。。

午前中をゴロゴロして終えてしまった。

という事で昼飯。

本日は安定の松虎亭へ。

久々盛岡ラーメンにしようと思っていたが二日酔いのせい?気が付いたら塩を発注していた。

俺はここの1000円ポッキリセットが大好物。ラーメン+丼でこの価格。LOVE。

塩も無論美味い。いいスープ。鶏の旨みを感じる。塩もまろやか。

尚、いつもこの辛味噌的なもんを頂く。こいつをメンに投入&絡めると味変✖️旨辛を楽しめる。

丼も美味いんだよなぁ。チャーマヨ丼が好物だが今日はハラミ丼を選択。こやつもピリ辛且つ柔らかな肉質でvery good。

ご馳走様でした。

熊野古道:熊野川 川の参詣道

熊野古道。伊勢から熊野へ続く伊勢路。吉野と熊野を結ぶ大峯奥駈道高野山と熊野を繋ぐ小辺路。かつて京の都人達が紀伊路を経て熊野へと詣でた中辺路。那智から熊野本宮大社を目指す大雲・小雲取越。

数多の古道が有る訳だが何と川の参詣道も実在している。かつて京の皇族は熊野本宮大社を参詣の後、熊野川を舟にて下り、新宮に有る熊野速玉大社へと向かった。

という事で熊野古道フェチとしてはこの川下りもまた体験せざるを得ず過日熊野川へ向かった。

先ずは熊野本宮大社へ。

本宮退社前からバスにて船着場へ。この日の熊野川は前日の雨の影響でちょっと濁り気味。

乗船。艏に座りたかったんだけどスタートダッシュが遅れて艫になっちまった。

小さな木舟にて出船。

途上、昼島という小さな島が。柱状節理の岩場であり、上から見ると碁盤目状になっているらしい。熊野権現天照大神がこの島にて碁を打ったという伝説が有るとの事。

支流に入るとこの透明度。ダムと雨がなけりゃもっとキレイな熊野川が見れたのになぁ。残念。

どんどん下り、新宮に近付いてきた。

また小さな島が。これが御船島

熊野速玉大社では御船祭なる神事が開催され、この島の周囲にて早船競争が行われるんだとか。

船島を過ぎるともう河口。橋の先に見えるのは新宮城です。

90分ほどの川下りだった。途中、瀬が早い箇所が有ったりしてスリル?を楽しんだ。いつもの古道歩きとは全く異質であったが良き体験となりました。