令和版徒然草 おっさんの戯言

Essays in idleness 酒と熊野とサウナとラーメン

熊野古道:伊勢路 松本峠〜七里御浜

過日の記録です。

新鹿から波田須、大吹峠を越えると大泊駅に至る。大泊海岸を横目に歩を進めると松本峠の入り口に到着。

 

ここから山中に入っていきます。

 

松本峠は荘厳なる石畳が敷き詰められている。石畳で言うと。。馬越峠や大門坂、大雲と小雲も素晴らしいが、松本峠のそれもまた美しい。江戸時代に積まれたものだとか。

 

 

松本峠のピークまでは割とすぐに着いてしまう。30分掛からなかったような?大泊駅から熊野駅まで4キロ弱しかないので距離的には短めのコース。

 

松本峠着。大きなお地蔵様が迎えてくれた。尚、左足の穴。かつて猟師が誤って撃ってしまった鉄砲玉の銃痕らしい。

 

松本峠から5分程歩くと東屋兼見晴台が有る。そこからの景色はいつ見ても麗しい。七里御浜が一望。晴れていれば那智方面まで見渡せる。

 

下り。こちら側の石畳は明治期のものらしい。道理で整然としている。歩き易い。

 

松本峠のピークに有った案内板。

 

下り切ると熊野市街に辿り着く。市街地の中にも目を引く遺産が沢山有ります。少し歩けば鬼ヶ城獅子岩、また花の窟。などなど。

 

 

この日は七里御浜に出て獅子岩を拝んで終了。熊野市駅近隣はもうかれこれ3-4回来てるかな。何度も訪れたくなる魅惑の土地です。