令和版徒然草 おっさんの戯言

Essays in idleness 酒と熊野とサウナとラーメン

熊野古道:伊勢路 尾鷲~馬越峠

熊野古道には伊勢路・中辺路・紀伊路大辺路小辺路・大峰奥駆道などの様々なルートか有る。5年前、私が一番最初に歩いたルートは伊勢路馬越峠でした。尾鷲市に有るこの峠は美しい石畳と眺望が素晴らしく、数有る古道の中でも特におススメしたいコースの一つ。

 

熊野古道伊勢路 尾鷲~馬越峠

前日に尾鷲市に入り、翌朝早朝に出発。尾鷲は海が美しい街。

f:id:kumnon:20180610125023j:plain

市内のバス停から馬越峠の登り口へ。登り口まではバスで20分程度だったかと。尚、尾鷲駅の隣の駅である相賀駅から登り口へ向かう事も可能。この場合、清流・銚子川にも立ち寄れる筈。次回馬越を歩くときは是非訪れたい。

f:id:kumnon:20180610123748j:plain

風情の有る石畳を上り歩を進める。所々急登も有ります。

f:id:kumnon:20180610124820j:plain

1時間程で馬越峠に到着。この峠から天狗倉山の山頂を目指した。

f:id:kumnon:20180610125313j:plain

天狗倉山山頂までは40分程度の距離だが、かなりの急登。完全なる山道です。山頂直下は結構苦労した。往復1時間程度の行程。

f:id:kumnon:20180610125605j:plain

f:id:kumnon:20180610125657j:plain

天狗倉山山頂には巨岩が座している。なぜ山頂にこんなデカい岩が?と驚くレベル。この山頂からの眺望は本当に素晴らしい。尾鷲市内や雄大な海が一望。

f:id:kumnon:20180610130022j:plain

f:id:kumnon:20180610130111j:plain

絶景を暫く堪能してから馬越峠に帰還。馬越峠から尾鷲市内へ向かいます。大体1時間程度の距離。川のせせらぎを横目に見ながら快適なトレッキングを楽しんだ。

f:id:kumnon:20180610130532j:plain

f:id:kumnon:20180610130600j:plain

古道を歩ききると舗装路に。そのまま下れば尾鷲市内に辿り着きます。まだまだ時間が有ったので熊野古道センターに向かった。ここでは熊野古道の歴史を学べるし、民俗学的な様々な資料が展示されている。

f:id:kumnon:20180610131629j:plain

 尚、古道センターには夢古道おわせという施設が併設されており、海洋深層水を引いた日帰りの入浴施設が有る。ここで汗を流してビールを堪能。f:id:kumnon:20180610134237j:plain

夜は尾鷲市内の豆狸さんにお邪魔しました。新鮮なカツオのお刺身に舌鼓を打ち、地元の銘酒ヤーヤーを堪能。尚、尾鷲は多種多様なエビが取れる事で有名。写真のエビは手長海老?名前を忘れてしまったが甘くてびっくりするほどの美味也。最後に頂いたマグロ茶漬けも美味かったなぁ。古道トレッキング後の美酒と美肴は最高。尾鷲、大好きです。

f:id:kumnon:20180610135025j:plain

 f:id:kumnon:20180610135334j:plain

f:id:kumnon:20180610135515j:plain