困惑の40代 ~旅と酒、時々釣り~

Essays in idleness for my life

熊野古道②(新宮~発心門王子~中辺路~熊野本宮大社)

今回は発心門王子~熊野本宮大社までの道程を書きたいと思います。このコースは一番メジャーかもしれません。楽々です。7キロ程度の道のりなんでガチにトレッキングしたい方には全然物足りないかも。いつか紀伊田辺から本宮まで2泊3日で踏破したいもんです。

 

熊野古道紀行②(発心門王子~熊野本宮)

前日新宮で宿を取り、新宮駅から7時台発のバスにて本宮大社前へ向かいました。ガラガラです。約1時間で大社前へ到着。ここからバスを乗り換えて発心門王子前まで行きました。

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発心門王子は五体王子のひとつです。凛とした雰囲気が有ります。写真の鳥居は発心門王子の近くに有るものです。この鳥居をくぐって中辺路を歩けば猪鼻王子に辿り着きます。本宮とは逆方向なので次の楽しみに取っておくこととしました。

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発心門王子から本宮大社に向けてスタートしました。ここから先の中辺路は高低差があまり無い非常に歩き易い道でした。少し舗装路を歩いた後に古道に入ります。石畳というよりは砂利道というか山道的ですが、道の幅は広くてフラットなので快適です。

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所々石畳も有ります。

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本宮大社までの道程で水呑王子・伏拝王子・祓戸王子に参拝しました。それぞれ小さな祠が残されていました。

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尚、途中中辺路のコースからそれて丘というか高台へと続く山道が有ります。15分程度の寄り道なので行ってみました。丘の頂上から大斎原(旧社地)の大鳥居が見えました。熊野本宮大社は元々この大斎原に在ったのですが、明治期に熊野川が氾濫し、社殿が流されてしまったとの事です。現在の社殿は大斎原から歩いて10分程度の高台に移されています。

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祓戸王子を過ぎると本宮大社の裏門にすぐ辿り着きます。道中、キツイところは全然有りませんでした。各所に見所が有りますし、歩き易い快適なコースでした。人気が高いのも頷けます。個人的にはちと歩き足りないかなーという感覚でした。

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念願の熊野本宮大社への参拝を果たしました。熊野三山と呼ばれる熊野本宮大社」「熊野那智大社」「熊野速玉大社」はそれぞれ「未来」「現在」「過去」を司ると言われています。漏れなく、熊野本宮はよみがえりの地として太古から信仰を集めてきました。そもそも熊野へ行ってみたいと思ったのは30代後半を過ぎて考えられない不幸や失敗が相続き、自分自身何とか甦りたいと思ったのがキッカケでした。

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今となっては熊野の虜というか大いなる魅力に気付かされ足繁く通うようになってしまいました。隠国と呼ばれる壮大で圧倒的な自然。太古から続く自然崇拝の神秘性。古道をトレッキングする楽しさ。山海の幸。何もかもが魅力的です。

本宮大社の参詣を終え、大斎原へ向かいました。とてつもなく大きな鳥居です。日本最大の鳥居との事です。尚、鳥居の先は撮影禁止区域故、写真は有りません。とても不思議且つ神聖な場所だと思います。旧社地は青々とした芝に埋め尽くされ石造りの祠が中央部に座しています。説明し難いのですが何とも清々しく不思議な空間でした。

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本宮大社周辺には有名な温泉地(湯の峰温泉川湯温泉等)が有るので是非訪問したかったのですが次回の楽しみに取っておきました。本宮大社から新宮までバスで戻り、熊野速玉大社に参詣し、宿へ帰りました。夜は生マグロと濁り酒を楽しみました。マグロに関しては那智勝浦のものと思いますが、非常に美味でした。平素東京で食っているマグロを思い(味とコスト)、ある意味都会人は不幸だなぁと痛感しました。

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次回は新宮市内の速玉大社・神倉神社について書きたいと思います。では。